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石田省三郎個展 「CROSSING RAY」〜光を奪う。東京・交叉点。〜

更新日:2018年12月14日



HIJU GALLERY 2019年1月の展示は石田省三郎 個展 「CROSSING RAY」〜光を奪う。東京・交叉点。〜


会期:2019年1月26日(土)~2月17日(日)

時間:13:00~19:00 (火・水・木曜日 休廊)

会場:HIJU GALLERY | 大阪府大阪市中央区本町4丁目7-7 飛鳥ビル 102


●個展開催記念トークショー&パーティーのお知らせ● 日時 : 1月26日(土) 18:00〜20:00 ゲスト : 金村修 / タカザワケンジ

※詳細は後日SNS HPにてご連絡いたします。 ※受付 は2019年1月7日以降を予定しております。


以下アーティストステートメント全文。

都市の象徴ともいえる交叉点から、文明の証である光を取り去ったらどうなるだろうか。

「Crossing Ray」シリーズは交叉点から建築物が発する光を極限まで奪い、

その形骸を写し出すことにより、都市の本質に迫ろうとする実験的試みである。

光を奪う手法として、東京の主だった夜の交叉点を四方向から撮り、その4カットを比較暗合成して1枚に仕上げた。3.11の原子力発電所事故に伴う計画停電により、街から光が奪われた経験が制作動機となっている。

電力が実用化されてから、まだ百数十年あまり。発電の技術が問い直されようとしている今への問題提起となるかどうか。



石田省三郎 プロフィール

1946年生まれ。中央大学法学部法律学科卒業。

「土田、日石、ピース缶爆弾事件」、「ロッキード事件」、「東電女性社員殺人事件」など、戦後史に名を刻む刑事事件の弁護に携わる。

著書に『「東電女性社員殺害事件」弁護留書』などがある。

東京・東銀座の石田法律事務所で実務に携わりながら、写真評論家のタカザワケンジさんディレクションによるIG Photo Galleryを主宰。

自身も京都造形芸術大学で写真を学び、3.11福島第一原子力発電所事故により「帰還宅困難区域」に指定された地域を路線バスから撮影した作品をまとめた写真集「Radiation Buscape」(デザイン鈴木一誌+山川昌悟、解説タカザワケンジ)などを上梓。


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