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野村恵子個展開催記念 トークショーとポートフォリオレビューのご案内



野村恵子個展「山霊の庭 Otari-Pristine Peaks」開催記念トークショーとポートフォリオレビューのご案内

特別イベント

野村恵子×大下裕司トークショー

日時:6月8日(土)19:00~ (要予約、先着40名 )

参加費 :¥1000 参加費は、当日受付にてスタッフにお支払いください。


ゲスト:大下 裕司|1987年横浜生まれ、大阪中之島美術館準備室学芸員。ヨコハマトリエンナーレ2017アシスタント・キュレーター、横浜美術館学芸員を経て現職。主な企画展に「オオカミの眼」(2017/BLOCK HOUSE)など。


ポートフォリオレビュー

日時:6月23日(日)19:00~

参加費:¥2000 参加費は、当日受付にてスタッフにお支払いください。

8名限定(20枚~50枚程度の作品をお持ちの方)


【特別イベント、ポートフォリオレビューの申込みについて】※要予約

件名に 「野村恵子 トークショー」または「野村恵子 ポートフォリオレビュー」もしくはどちらもと記載し、 お名前、メールアドレス(電話番号)を記載の上、


hiju.info@gmail.com 


までメールにてお申し込みください。

返信メールにて確定とさせていただきます。

定員になりましたらホームページ、SNS、またはメールにてご連絡いたします。


※キャンセルの場合は3日前までにメールにてご連絡下さい。


当日の受付は18時45分を予定しております。また、イベント準備のため18時00分に閉廊となりますのでご了承下さい。なおイベント終了後の作品鑑賞は可能です。







HIJU GALLERY 2019年6月の展示は


野村恵子個展「山霊の庭 Otari-Pristine Peaks」


眼下にはどこまでも広がる白銀の世界。雪山に轟く一発の銃声が静寂を引き裂いた。その瞬間、私の魂も山の木霊とともに震えて、空に飛び散っていくような気がした。


信州、小谷村。北アルプスの山脈に抱かれたその麓には、小さな集落が点在し、その営みを今も静かに残している。村人は、厳しくも豊穣な山の自然とめぐる季節の流れの中で、日々暮らしている。


真冬には積雪が三メートル近くにもなる豪雪のこの地に、私が初めて訪れてから、四年が経った。


当初、私はここの伝統的な火祭りや狩猟の取材のために訪れたのだが、山の自然とそこにたくましく根付いて生きる人々との出会いは、都市を頼り生きてきた私の想像をはるかに超える出来事となり体験となっていった。その営みは清冽にして根源的な深さを秘めているように感じていた。「山の恵み」と彼らはなんどもいう。山の自然を畏怖、畏敬し、目の前に立ち現れる野生と真摯に向き合うということ。


深い山の中にいると、ふと、自分という儚い存在が、大きな懐に包まれているような感覚になるときがある。それは人智を超えた意志を持ち、絶えず呼吸している、ひとつの巨大な生命体のようだ。山は水を生み、あらゆるいのちを育んでいる。その麓で、家族と仲間と共に生きて働いて、いのちをつないでいく。


見上げれば、悠久の頂と天がすぐそばにある。めぐりゆく四季の中で、彼らにしばし添い、心身の感知するままにシャッターを切った。


                         2018年 秋  野村恵子


PROFILE


野村 恵子(ノムラ ケイコ)


兵庫県神戸市生まれ。兵庫県立兵庫高校卒業後、同志社女子大学英文学部中退、ビジュアルアーツ専門学校・大阪を卒業。卒業後、渡米。ロサンゼルス、ニュ-メキシコ州・サンタフェにてワ-クショップ等で写真を学ぶ。99 年に沖縄をテーマにした写真集『DEEP SOUTH』をリトルモアより刊行。「コニカプラザ新しい写真家登場」年間グランプリ、99 年日本写真協会新人賞、2000年東川賞新人作家賞を受賞。その他の写真集に『Soul Blue 此岸の日々』(Silver books/ 赤々舎)、など多数。2016 年、東京都写真美術館で開催された「東京・Tokyo」展に出展。2018 年、入江泰吉記念・奈良市写真美術館にて写真展開催。2019年、林忠彦賞受賞。



会期:2019年6月8日(土)~7月7日(日)


時間:13:00~19:00 (火・水・木曜日 休廊)


会場:HIJU GALLERY | 大阪府大阪市中央区本町4丁目7-7 飛鳥ビル 102







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